弘法寺
 
ごあいさつ
悠久の大河四万十の流れを眼下に、小高い丘には松の緑や色とりどりのつつじが花を咲かせ黄色のやわらかい土の肌には、幾種にも及ぶ様々な苔が太古を偲ばせるように散在しておりました。
泉涌寺開山『しゅんじょう』律師が修行した中国の天台山(開山前昭和56年4月に旅する)を彷彿させるようなそしてその名も神ノ谷の呼び名が残っている聖なる土地でありました。
そこを仏塔にみたてて造成に入り、1段約2mの高さを6段にして、地、水、火、風、空、識の六大の配置を考え
地には茶室と荒神社
水には庫裏(現在修行者宿泊所)
火には通夜堂と休憩所(現在護摩堂)
風には新護摩堂と鐘楼堂(予定)
空には本堂(建立中)
識には鎮守の森
そのような伽藍配置を想像して造成工事を行ってきました。
そしてこの地は四万十川の空気がただよい、全山を苔におおうように、また植物を小鳥たちの好む南天や実のなる木を順次植えております。
ここで皆様には、休み、憩いそしてお泊りいただくように考えております。
どうか気楽にお参りしていただく様お待ち申し上げております。
弘法寺住職 森 英真
 
弘法寺について
春には見事な桜が咲き乱れる弘法寺周辺■宗派 真言宗泉涌寺派
■所在地 高知県高岡郡四万十町作屋28-5
■TEL:0880−23−0406
■FAX:0880−23−0355
■E-メール:info@koubouji.com
■URL:http://www.koubouji.com
■住職 森 英真(もり えいしん)S28年11月7日生まれ
■本尊 弘法大師
■緑起
当寺は現住職が昭和55年秋四国霊場徒歩巡拝中、作家京都寂庵主『瀬戸内寂聴』尼と出会い、出身地での新寺建立を勧められ昭和57年2月11日、護摩堂を建立し開創法要を行い修行に入る事からはじまる。
昭和59年2月15日、京都東山にある皇室の菩提寺『御寺泉涌寺』の末寺として小松道円菅長猊下より認定され同年6月15日宗教法人として認可されました。弘法大師を本尊とし、脇仏として不動明王、愛染明王を安置いたしており、さらに清流四万十川のお力をいただく弁才天山自ら篤く帰依する三宝大荒神―山守護のため八幡神をおまつりしております。
山号を龍松山としておりましたが、この地が神の谷という土地であり『ホコノコシ山』に向かって右に神の谷がありその右峰に古くから神様がおられ、いまもその跡が残っています。
その神様が、四万十川を挟んだ向かいの集落、市生原のお宮に迎えられ、上空を飛んで彼の地に渡る途中でホコを落としたので『ホコノコシ』と、古老の言い伝えが残っています。
(日本の古代遺跡、岡本健児著、保育社刊行より引用)
ここが古くからの神々の所縁の地であるので、平成13年2月、開山二十周年を記念して神瀧山と変更しました。
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六大とは・・・
仏教は仏の道、云い変えますと本当の人間の道を私たちに教えるものであると共に、大きな意味で宇宙全体の真理を物語るものです。
宇宙の真理は私たちの生活と無関係でなく、むしろその真理によって私たちの存在があり得るのであって、それを無視して仏法は成り立たないのであります。

世界の成り立ちを仏教では『緑起』というのですが、世の中すべての現象(すがた)は目には見えないけれど大いなる命がこの世に行き続けその生命の力が種々のかたちを持ち個々の生命を持って現れているとの世界観に立つのが仏教であります。
弘法大使様が開かれた真言密教の根本になる教理は『六大緑起』と言われておりますが、この世界の真理と成り立ちを教えている世界観であり、人生観なのであります。

六大緑起とは、私たち人間を始めすべてのものは『地』 『水』 『火』 『風』 『空』そして『識』の六つの性格と行動を持つことによってこの世に生まれ出ているということであります。
これは単に物質的な要素の集合によることではなく、『地水火風空識』、それぞれのもつ大いなる生命の活動という意味で『六大』と表現されているのであります。
地のいのち、水のいのち、火のいのち、風のいのち、空のいのち、心のいのち、と言い変えますと良く分かると思います。

お大師様の即身成仏儀に「六大無碍にして常に瑜伽なり」と述べられていることも六大の大いなる生命が私たち生きとし生けるものの根底にあり、私たち自身が仏様の生命と一体である、(瑜伽)これを教えられているのであります。
ここに仏の生命より出て仏に還るという真言密教の根本思想があり、この現実の世の中にあっても即身成仏の生活がその本来の生き方であるということが根本できな教えであります。

『地大』は、大地の持つ対命により、これを土台としてすべてのものは育つことを意味します。

『水大』は、すべてのものにうるおいを与え不定なるものを洗って生命を与え続ける生命の水のことであります。

『火大』は、火の持つエネルギーであり、生物に熱量と活力を与える生命の働きであります。

『風大』は、宇宙全体の呼吸と考えてよいと思います。一息一息の呼吸は生命そのものであります。

『空大』は、すべてのものを包む宇宙の広大なる永遠の生命であります。

『識大』は、すべてのものに有る心の生命、知恵の働きであります。
真言宗百話集より引用
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